巨人・阿部監督「将来チームが困った時に打つバッターになってほしい」好機で凡退も19歳フル起用のワケスポーツ報知 ◆JERA セ・リーグ 巨人3×―2DeNA=延長12回=(7日・東京ドーム) 充実感と心地いい疲労感を手に
、巨人阿部慎之助監督(45)は会見場に現れた 。部監2―2の延長12回2死、督将に打オコエのサヨナラアーチで死闘を制した。チームがつバッターになってほしい19ワケスポーツ ジム の ヨガ「僕も我を忘れてベンチから飛び出してしまいました」。困っ負ければ首位陥落
、た時歳フ4位DeNAにも3・5差と迫られる一戦を、好機総力戦でもぎ取った。で凡 苦しい試合だった。退も坂本が満塁で2度 、ル起岡本和が得点圏で2度
、用の尼 スポそして浅野が得点圏で3度凡退した。巨人積み重なった残塁数は19。部監2リーグ制後では 、督将に打1999年5月19日のヤクルト戦(神宮)の20に次ぐワースト2位だった。チームがつバッターになってほしい19ワケ「そう簡単には相手も打たせてくれないしね」と、かばったが 、悪い流れで試合は進んでいった。 そんな中
、執念の采配が勝利を引き寄せた
。1点を追う9回、守護神の大勢を36登板目で今季初めてビハインドの場面で送り出した。絶対に勝つというメッセージを込めた 。「そうだね。何が起こるか分からないしね」。右腕が3人で抑えると、その裏に失策も絡んでつかんだ好機で中山が同点打。「相手も(一塁手の)オースティンのポロってやつ(記録は三塁・柴田の失策)から同点になったしね。反面教師じゃないけど、やっぱりああいうところが大事になると
、みんな思ってほしいな」と勝ってかぶとの緒を締めた。 目の前の勝利とともに、チームの先も見据えていた
。得点圏で凡退していた浅野を最後まで起用し続け「あえてずっと使っているのは糧にしてもらいたいから。将来、ああいうところでチームが困った時に打つバッターになってほしいから」。そしてこう加えた。「だから今までの練習が足りないってことですよね
。それを分かってほしい」と19歳に注文をつけた 。 残り20試合。優勝へ負けられない戦いが続く。「もう全員で今日のような試合を毎試合、総力戦でやりたいと思っています」。阿部巨人が、また一回り強くなった
。(井上 信太郎)